[2021] Deviation Road Pinot Grisディヴィエーションロードピノグリ

■フレンチバリック(古樽)で発酵さでたピノ・グリ アデレードヒルズ
【ケイト・ローリー】
ワインメーカーのケイトはシャンパーニュのLycee Viticole d’Avizeへの留学を果たし、コート・デ・ブランのChampagne Doyard Maheでブドウ栽培とワイン醸造学を学び経験を積みました。
その三年後には家族で経営するクレアヴァレーのワイナリー、Stone Bridgeで四年間働いたのち、2001年にヘイミッシュのワイナリーの手伝いに入ります。
ヘイミッシュがアテレードヒルズで葡萄を作っていたのは運命だったのか、ケイトにとって、上質な葡萄で彼女のスパークリングスタイルを全う出来る最適な環境であったことに間違いありません。【Deviation Road ディヴィエーションロード】
【ヘイミッシュ・ローリー】
ヘイミッシュの高祖母は南オーストラリア州初の女性のワインメイカーであり、彼のブドウ畑はアデレードヒルズで最も古い畑を所有しています。父親とともにHillstowe Winesを1991年に立ち上げ、そのブランドは国際的なものに確立されました。ヘイミッシュに自分のワイナリーを造る機会が訪れたのは2001年。ケイトが同年加わり、ヘイミッシュは、ブドウ栽培からデゴルジュマン、ブレンドなどビジネスのほぼ全てのことに関わっています。
ディヴィエーションロードワイナリーはアデレードヒルズでプレミアムな瓶内二次スパークリングワインを生産しています。
スパークリングワインは年間生産量も非常に少なく約5万本ほど。
シャルドネやピノノワールはアデレードヒルズの中でも最も冷涼なワイン産地ピカデリーヴァレーとレンズウッドから自社畑で収穫されるブドウのみを使用しています。
標高は600mある高地に位置しており、溌剌とした繊細な泡立ちが特徴でエレガンスを感じさせてくれます。ベースワインは100%のマロラクティック醗酵を行うことによって口当たりが柔らかい酸と複雑味を与えてくれます。
プロフェッショナルからの評価も高く、アデレード市内の多数のレストランでオンリストされています。
洋ナシやクインスなどのアロマに続き、質感があり、香ばしく、風味豊かなテクスチャーを持ち合わせます。
ブドウは熟度の異なるブドウを収穫することで、繊細なストラクチャーと果実の風味を引き立たせます。
手摘みで収穫したブドウはホールバンチプレスした後、フレンチバリック(古樽)で樽醗酵を行います。
[2021] Deviation Road Pinot Grisディヴィエーションロードピノグリ